芸能・アイドル

扇辰日和

久しぶりに行った扇辰日和でした。扇辰さんもひさしぶり。
前座の辰じんくんも久しぶりでしたが、見るたびにうまくなったなと思っていた彼はもうすっかり堂に入っています。鈴が森をやってましたが、結構ちゃんとおもしろい。それになんとなく聴かせる語り口ですね。
今回は、二つ目の方が2人ゲストでした。
辰じん:鈴が森
三遊亭時松:お見立て
扇辰:匙加減 お医者さんと恋に落ちた舞妓さんが、会えずに気がふれてしまい、お医者さんに引き取られ、回復するはなし。その後の騒動。
古今亭志ん公:風呂敷 押入れに隠した間男を逃がす噺
扇辰:甲府ぃ
やっぱり扇辰さんの落語は聴いていて、気持ちが良いですね。ほんとに噺に身が入ります。
匙加減は初めて聞いた話しですが、最後は大岡越前がうまい裁定をするのです。しかし、猫の茶碗を高く弁償させる噺が、どういう意味で入っているのか?など、少々話しの筋に?が入ります。考えてみると、良くかかる演目は話しが分かりやすいんですね。
とりでやったのは、扇辰さんのお得意な甲府ぃでした。実は、私、この後川崎まで行かなければ行けなかったので、16:30には終わって欲しかったのですが、扇辰さんは今回トリだったので、すごく丁寧に演じておられて、終わったのが若干16:30を廻っていました。でもそれだけの価値があったな~。やっぱり、古典は扇辰さんがいいな~。

| | コメント (0)

大阪の落語

少し前のことなのですが、連休中に大阪の寄席に行ってきました。ざこばさんが亭主の寄席。
先日、八方さんのAKO47聴いて以来、関西弁のパワーにあてられていたので、関西弁の落語聴いてみたかったのです。そして期待通り、すごい言葉だすなー。
小鯛: 延陽伯:東京で云うたらちね
ちょうば: 強情
米紫: 真田小僧
米平: はてなの茶碗
ー中入りー
文我: 淀川
宗助: らくだ

小鯛:若いがなかなかよろしい。でも寝そうになりました。
ちょうば:強情な人のはなし。とちゅうから、あまり覚えていません。
米紫:このあたりからは、すごい。関西弁は、引きつけますなー。眠くなる余地がない。だいたい、この方、真田小僧を汗だくでなさるのよ。
米平:でっかい人です。大阪の人と京都の人の言葉の違いが演じられていたのが良かった。けど米紫さんのほうが、かまなかったので、聞きやすかった。このふたりが、二つ目か新米真打ってところか。
文我:この方、いきなり、とりの宗助さんのことを云いなさる。からかうというべきか。そして、大坂の寄席が長続しないのは、全力投球しちゃうからだと。東京の寄席は、色ものも入り、気が抜けるし、とりに向かって全員がうまく繋げる、というようなことをおっしゃる。その後、先々代や先代の正蔵や、先代馬生、三平、談志などの思い出話や、当時の小咄を紹介してくれたので、随分お江戸の粋をご理解なすっている方なんだと思いましたが、いえいえどうして。この方と、宗助さんのやりとりは、完全に関西のものですね。お江戸のひとは、あそこまでしつこくやらないもの。なるほど、こういうところが、東西の違いなんですね。でも、この人は、ベテラン真打格の人です。(ご存知かと思いますが、関西には真打などの階級はありません) 中入りまえの二人より、更に、噺に引き込まれます。さんざん枕をやった後、鰻を助けるお坊さんの噺をされました。
宗助:さんざん、文我にリクエストしろだの、、言われたので、三択でらくだを。噺として聞くのは初めて。登場人物の面白さはバツグン。これも関西弁のなす技なのか。これで、東京弁版があるんですか?と思ったほどです。くずやさんのお酒を呑む前と後での様子の違いもすごく面白かったです。宗助さんすごいっ!が、一緒に見に行った人のはなしでは、かんかんのうのくだりは、かなりあっさりしていたそうです。この噺はいろんな人できいてみたい。

| | コメント (0)

落語→Perfume→RockBar

久しぶりに書きますな。

今日は昼、本牧5人会って落語会に行ってきましたよ。
開口一番:たらちね
 ありがとうくんが病気だそうで、他の方がやりました。ごめんね、名前忘れてしまいました。
吉窓さん:孝行糖
 吉窓さんは、よく噛むんですが、実は売り声の大家だってことがわかりました。まくらでいろんな売り声をやってくれたんですが、むちゃくちゃうまいです。
 吉窓さん、顔が丸顔でなかなかのハンサムなんで、とてもお正月らしいおめでたい(Positiveな意味の)気分になりました。
馬桜さん:宿屋の富
 初めて聞いた話ですが、いい話でした。
 馬桜さんの、田舎もんの口調が良かったですわ。
馬生さん:お直し
 今日の入りが満員だったのはたぶん馬生さんの追いかけおねえさまがたくさん来ていたから。綺麗に着物を着付けた女性がたくさんいらしたのですが、おそらく皆様馬生さんのファンではと思います。それほど馬生さんは、粋なおじさまです。
 お直しって話は、私は初めてでしたがなかなか聞かせどころの多い噺でした。やっぱり馬生さんは、お話を聞かせてくれている感じで吸い込まれるように噺を聞いてしまいます。あの人の粋なしゃべりが素敵です。
小ゑん:恨みの碓氷峠
 実は、私は本牧五人会でいつも一番楽しみにしているのが小ゑんさんなんですよ。この人の顔と声にはまってしまったんです。この人のオタク的新作がむっちゃ好きです。今日はてっちゃんのお話でした。いやいや、鉄道メイドカフェがすごすぎました。たぶん、それって作ってる人いるんじゃ?
正雀さん:粟田口(その参)
 これは変な話なんですよ、怖い噺というかね。それを正雀さんの語り口でやるとますます怖いんです。
という事で、今日は全体にかなり満足でしたね。でもやっぱり小ゑんさんが一番かな。なんと言っても、この人が聞けるのはあまり無いんですから。たまにあると、円丈さんといっしょだから、ちょっと二の足を踏んでしまうんですわ。

その後、Perfumeのコンサート@さいたまスーパーアリーナです。
 初めてのPerfumeコンサート。ナカタさんの音楽はとにかく大好きだし、Perfumeの3人もなんだか好きだし、ダンスもすごく好きなんで、かなり期待しての参加です。
 いやいや、期待を裏切らない楽しいコンサートでした。レーザービームも素敵に使ってましたしね。ただ、のっちが「みんなコンサートを聴きにきたんじゃなく、コンサートをしに来たんだよ!」と言う割には、嵐のコンサートに比べるとかなりリラックスして聞けました。嵐は、最初の30分くらいイッキに飛ばして、あおられまくりなんで、息つく暇もない感じですが、Perfumeはかわいく客席を廻って観察してくれる時間があって、ゆっくりできました。それから、途中、ビデオ映像と本人達がコラボするところがあるんですが、この方式はすごいね。嵐もやってたけど、すごく楽しい。
 あと、やっぱりポリリズムとかドリームファイターなど往年のヒット曲をやってくれると、ジーンと来ますよ。私が嵐を好きになったころの曲だからね、良くいっしょに出てましたよね。年末の音楽番組。

 その後、渋谷のRock Barにお土産のPerfumeチョコを届けに行ったんですが、途中駅前のTSUTAYAでPerfumeのJPNとSpiceのCDを買ってしまいました。チョコはおいしかったよ!そして、New OrderとかTears For Fears聞いて、80年代を懐かしんでみました。だけど、そこで、Hello Its meのカバーを聞いてフラストレートしたので、家に帰ってきてTodd版を聞いてしまいました。今は、JPNを聴いてますが、やっぱいいわ。

| | コメント (3)

細川たかしと香西かおり(2010.12.19@明治座)

もう、たぶん20年ほど前から細川たかしを生で聞いてみたいとは思っていました。でも、その後5年以上日本にいなかったので、なんとなく、もうきっと細川たかしも歳をとってしまっただろうから、いまさら見るまでもないかもなぁ、と思ってました。しかも、Rockしか聞いたことがなかったので、そもそも演歌の人がどんな公演をやってるのか、とかどうやって切符をとるのかとか、風習がわからないもんだから、なかなか腰がおもかったんです。
 そしたら、昨年、とうとう嵐が紅白歌合戦に出まして、細川たかしさんは嵐のチョイ前だったんですから、見たんです。そしたら、衰えているどころか!さすが!というパフォーマンスでしたよ。そういうわけで、それ以来、細川たかしの公演に行くぞ!というのはホンキになってました。そして、10月にこの公演の案内を見つけ、さっそく切符を購入したという
わけです。そして、それが、今日。いろんな意味で、想像以上に良かったです。

3部構成で、1部は時代劇。旅芸人の一座をからめたたわいのない話なのですが、その中で、原田直之さんという人と小杉真貴子さんという人が民謡を披露するところがありました。もともと、演歌は苦手でしたが、民謡には興味あったこともあるんですが、この人達の唄は良かったです。特に小杉さん、ほとんど口を大きく開けないのにすごい声量です。これが、民謡の発声か!という感じ。それに勿論、唄もうまくて(技術もすごそうです)、合の手も、演奏も良くて、とても良かったです。原田さんもほそいおじい様なのですが、唄声が明るく、お上手でこちらもとても楽しめました。お二人とも、すてきな派手なお着物で、これがまた、舞台や唄に合うんです。それから、旅の劇団の座長さんが、役者さんかと思っていたら、踊りを踊るところで、非常に上手でびっくりいたしました。きっとこの3人は、唄のお師匠さんやおどりのお師匠さんなのだろう、と思ったのです。ですが、この後プログラムを購入し、この座長さんは、実際の大衆演劇の座長さんをされている大川竜之介という人だと分かりました。

2部は、三橋美智也をしのんで、細川たかしと香西かおりが歌います。その合間におしゃべりもあり、なかなか楽しいコーナーでした。細川さんは、黒のスーツ、香西さんは白のドレスで出てきました。このコーナーでも民謡のお二人が歌いましたし、竜之介さんが、おどりを踊りました。三橋美智也さんとどなたかの録音の歌声に乗せてひょっとことおかめのお面を使ったソロのおどりです。このときに、ほんとのこの人が非常にしっかりとしたおどりをする、身体能力が鍛えられている人のおどりだということがわかりました。

3部は、歌謡ショーで、最初は香西さんのヒット曲、そして、次が、細川さんのヒット曲です、細川さんは、「北の酒場」で登場しました。ほんとのところ、長い間、生で聴きたかったのはこの曲なので、希望が果たされました。しかも、その後、「心残り」「矢切の渡し」などやっぱり細川さんのヒット曲は私でも聞いたことがある曲ばかりです。ここは、黄色いスーツで出まして、もう明るく、会場巻き込んでのエンターテイメントです。矢切の渡しで、竜之介さんが女性の姿で現れおどりを披露しますが、これがまたものすごく綺麗で、女おどりも抜群にうまいです。男性でなければとてもできないような、これでもか、というようなシナを作り、流し目をするのは、大衆芸能だからこそ、なんでしょうけれど、ほんとにうまくて、見とれました。その後暗転して、津軽三味線が出てきます。この三味線の郡奏~ソロは圧巻でしたが、そこに香西さんが出てきて、初めて民謡を唄いました。演歌を歌っているときは、どうよ?という感じだったんですが、彼女は、民謡の方がずっとずっと良いです。着物も最初は白っぽい訪問着に銀の帯だったんですが、民謡のときは、はっきりした色で大きな柄のモダンな小紋に、同様の帯で、断然かっこよかったです。そして、次にタイコが入って、細川たかし再登場。ここから、民謡なんですが、ほんとにこの人は、すごい。ものすごく長いあいだ息継ぎをしないで声を出す曲から始まりましたが、声もいいし、技術もいいし、華もあり、すばらしいです。これで60歳ですからねぇ。本当に日本の芸能を堪能できたし、細川たかしの良い声、すばらしい歌唱を聴くことができました。圧巻でした。

今日は、友人と行ったのですが、ふたりとも、「想像よりずっとずっとずっと楽しかったね」と言ってまして、細川さんがすばらしいのは、もちろんのこと、竜之介さんと民謡のお二人を知ることができてほんとに良かったです。

2回の休憩、1回目は売店などを物色しましたが、細川たかしGoods売り場もあり、細川たかしラーメン、おせんべなどを買ってしまいました。お店は楽しかったです。
2部の後の休憩には、明治座名物の、予約してのお食事もしまして、これも満足でしたので、今日は、本当に満足で、楽しい公演でございました。今日、出演の皆様どうもありがとうございました。

| | コメント (0)

扇辰わか馬

ほんとは、5月14日に行ったAsiaのReviewを書かなければいけないのですが、まあ、そのうちにってことで。

今日は、扇辰日和をやるんで、見に行こう!と思っていたのですが、どうも同じ日に同じ場所で、早い時間にわか馬くんの高座もあるといいます。つーわけで、今日は、中野芸能小劇場で、ダブルヘッダーですよ。

最初は、わか馬くん。前座のいっぽんさんのあと、3席わか馬くんです。ゲストを呼ばずに全部なさりました。青菜、ガーコン、妾馬をやりました。わか馬くんを見るのは、川柳忌以来なので、3年ぶりくらいではないかと思います。その間にますます精進なさったようで、面白かったです。ガーコンもね。たぶん川柳忌のときにはじめてガーコンをやったのだと思いますが、今日も乗ってましたね。たぶん、わか馬くんは、川柳さん好きなんですね。わか馬くんは、妾馬ですら、人情者と言うよりは、馬鹿話でした。そして、秋には、真打昇進ですが、なんと「柳家小せん」襲名なんだそうです。

扇辰さんは、扇じん:鈴森、扇辰:団子坂奇談、白酒:替わり目、扇辰:宿屋のあだ討ちでした。
いやあ、わか馬くんも上手だと思ったけど、やっぱり扇辰さんは、もっとうまいです。それにね、今日は、どっちも、客席やや左よりの席にいたので、まるで落語家さんに話しかけてもらっている気分。それにしてもお二人は、結構芸風が似ています。二人とも、ご隠居様が得意です。

もう、眠くてしかたがないので、今日は、もうこれでおしまいにしますが、極上の落語を2つ見られた満足です。

| | コメント (0)